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サ行五段動詞のイ音便化

作成:04年6月25日/

標準語におけるサ行連用形(タ形など)における活用

通常無音便とされています。例:出した、差した、隠した

岐阜県方言におけるサ行連用形(タ形など)における活用

一部にイ音便化することが観察されます。例:出いた、差いた、隠いた

すべてのサ行五段動詞がイ音便化するのか

自身(美濃東部)の感覚を整理してみると別ページのとおりであった。
(先入観を持ちたくない場合は調査後に見た方がよいでしょう。)


調査

上記の法則が一般化されうるものであるか否か、下記ページで調査を行うこととした。
ご協力お願いします。
「出いた」「隠いた」のガイドライン
サ行五段動詞が強制的にイ音便化された形で並べられています。
選択肢は、例えば「話した」の場合、
ふつうは「はないたら、」という:普段話すときイ音便化する
「はなしたら、」「はないたら、」両方使う
ふつうは「はなしたら、」という:普段話すときもイ音便化しない。
この言葉を使わない:この言葉自体を使わない。この言葉の意味がわからない。
わからない:質問に答えているうちに分からなくなった(またあとで)
です。途中で保存して置いて訂正もできますので気楽にどうぞ。
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なお、動詞のリストは大西拓一郎 方言の宇宙に紹介されている動詞語彙一覧表 を参照した。


参考となるサイト

リンク

参考文献

奥村三雄『サ行イ音便の消長』(『日本の言語学第六巻 方言』 柴田武他編 大修館書店 1978(『国語国文』三十七巻一号 昭和43年))


2004年6月25日作成 阿木人:E-mail:agi_jin_sa@yahoo.co.jp